興味深いデザイン

先日、パリでモーターショーがありました。

その中で、おや?と思いつきました。日産マイクラ=マーチと、ホンダシビックがずいぶん似た表現をしてるな、と。

マーチは軽自動車を除けば日産の中で一番小さなモデルですし、対してシビックはマーチより一回り大きなモデルなので2台は本来競争相手ではないのに、です。

どちらにも共通するのが面の構成とキャラクターラインの考え方です。

全体感としては生体的な、躍動感を感じさせつつ、フロントタイヤ、リアタイヤにかけて強いラインが貫く表現ですね。

また、フロントのバンパーも両者似た表現をしていますね。フロント、いわゆる顔の部分は、面構成とは違い空力にも影響しますし、エンジンルームを冷やす為の開口も必要です。

ですのでフロントの造形は空力ベストでデザインされるので各社とも似通ってくるのは避けれません。それにしてもアンダーグリルは瓜二つ。


この2モデルを見て思うのが「生体サイボーグ」というデザインコンセプトが土壌として存在し、今後日本を象徴するものは生き物的な躍動感と、鋭く貫く日本刀のような冷徹な思想が入り混ざっている、そういう考えが日本をイメージさせるキー、と考えた結論、実は日産もホンダも同じ解にたどり着いたのではないねでしょうか。

why innovative thinking ?

日本経済は今、大きな課題に立たされている、と耳にすることは多いかと思います。 その中、最近「知的生産性」というキーワードが注目されていますが、一体どういうものなのでしょう? 実はあまり明確な定義はないようです。 ここではそもそも知的生産性とは何ものか、という視点から、実際に企業が注力すべきことを考えてみます。 「オフィス革新」「デザイン思考」など様々な話題を紐解きましょう。

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